20世紀初頭にアメリカで配達人が着用し始めた5パネルキャップは80〜90年代になると各都市のクラブシーンやスケーターカルチャーでもアイコニックなアイテムとなり、現在ではサブカルチャーと切り離せない定番のファッションピース。
ESCは80年代のクラシックな型から最新のスポーツギアのデザインを再解釈しつつ、オーガニック100%のキャンバス生地や伝統的な高級絹織物など天然由来の上質な素材とカラーでエシカルで洗練された要素を加えています。
目に見えないひさし芯材も環境負荷の少ない植物樹脂とリサイクル樹脂の混合素材パーツを採用。
ライナーのディテールにも高品質なオーガニック100%の遠州綿織物の織布を採用し、日本の優れた縫製工房で丁寧に作られています。
3素材/4色での展開。
テキスタイル
高品質なキャンバス生地は、伝統的な高島帆布を継承する滋賀県の織布メーカーの優れた技術によるESCオリジナルのテキスタイル。
頑丈で、天然素材ならではの心地良い風合いのみならず吸湿性や保温性にも優れます。
ライナーのテープ部分には高密度で滑らかな遠州綿織物の上質なタイプライター生地を使用しています。
いずれの生地も無漂白の100%オーガニック綿糸で織られています。
カラー染色
奥深い色合いのみならず、糸をしなやかにして防虫・消臭効果も発揮するといわれる日本古来の伝統的な鉱物染めに着目。
天然鉱物の美しい色とテクスチャーを表現する為にユニークな鉄粉染めを採用し、染め職人の巧みな手作業によって施されています。
広島県の伝統産業である造船の過程で発生する不要な鉄粉を活用し、東京の革新的で高い技術を誇る染め工房で染色加工されました。
藍染めのデニム生地と同様に色や風合いの自然な変化をお楽しみいただく生地となります。
[ 顔料染めの特性上、時間の経過と共に風合いの変化および摩擦による色落ちが発生します。]
エンブレムバッジ
ESCのロゴは、日本の伝統的な家紋のデザイン要素と現代的なグラフィック要素を融合させることで、ブランドのアイコンである象を表現しています。
一点一点が熟練の職人技で仕上げられた真鍮製のバッジは高品質な徽章金具の歴史的な生産地である東京の下町にある工房で鍛造されました。
ひさし芯材
大阪に本拠地を置く1924年創業の老舗帽子資材メーカーによって開発・製造された、サトウキビを主原料とする植物由来樹脂とリサイクル樹脂の混合素材を採用。
従来の石油由来(バージン)素材との比較で1枚あたり約32gのCO2が削減されます。
サイドに装着された通気孔パーツは日本製の金属パーツを採用しています。
縫製製造
優れた縫製技術を有する秋田県の縫製工場で縫製されております(日本製)。
本製品の主な素材には動物性由来や石油由来の原料は使用されておりません(ナイロンモデルを除く)。
お取扱い上のご注意 [ 天然顔料染め ]
鉄粉染めは染職人の手作業によって施されている為に多少の色ムラがあり、また藍染めのデニム生地と同様に色や風合いの自然な変化をお楽しみいただく生地となります。
顔料染めの特性上、時間の経過と共に風合いの変化および摩擦による色落ちが発生します。長時間の濡れた状態や高温多湿の環境下での保管は変色、色移り、および臭いの発生原因となりますので、乾燥させた状態で使用・保管してください。砂や土汚れ等が付着した場合、乾いた布や柔らかいブラシで落としてください。水溶性の汚れは常温水で汚れた箇所の手洗いをし、必ず形を整えた状態で乾燥させてからご使用ください。アルカリ性剤、漂白剤、柔軟剤、蛍光剤は絶対に使用しないでください。